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丹沢 岩水沢 [沢登り]

丹沢 神ノ川岩水沢 2019年5月11日(土) 2人

ことし3回目の沢登り。『丹沢の谷200ルート』を参考にする。朝8時ごろ車で神ノ川ヒュッテに着くと、すでに路肩の駐車スペースはいっぱい。少し戻って駐車、林道を歩きはじめる。広河原で本流に降り、上流に向かって河原を歩く。両岸が狭まると右岸から岩水沢が合流している。沢支度を整え、入渓すると、まもなく3段10メートル。
岩水F1.JPG
左壁を直登、最上部で水流に回り込むと易しい。

この後はしばらく、ゴーロと小滝が続き、沢床の縞模様の岩などを見ながら歩く。やがて、12メートル+Y字状3メートル。右端の凹角を見上げると、これも斜度は緩く、難しくはなさそうに思える。取りついてみると、上部で一歩、ハイステップ気味になるところがあるが、ホールド豊富で快適に登れた。
岩水F2.JPG
すぐに2段7メートル。左端を登る。少し細かいが、かっちりしたホールドがあり、苦労しない。続く右スラブ状3段3×7は、一見、水流が簡単そうだったがスタンスに乏しいので、さらに左の壁に取りつく。右足を少し遠いスタンスにおいて一段上がればリップに手が届くので、あとはマントルの要領で上がる。後続は水流沿いに上がってきた。右のスラブは落差も出てかえって厭らしそうだ。
ほどなく二俣に到着。岩から水が噴き出しているという場所を見たかったので、左俣に入る。
岩水 湧水.JPG
谷の左手の岩から結構な量の水が噴出していて、不思議な光景。岩からはほかにも数か所から水が出ていて、小水のような放物線を描いているものもあった。この場所を越えると、斜度はないがルンゼ登攀のようになり、楽しい。ルンゼを抜けると土の斜面となり、崩壊でちょっとした段差ができている。
岩水 源頭.JPG
段差に突き当たるまで行くと木の根を頼りに強引に上がらなければならず、苦労する。早めに右手に逃げたほうが良かったようだ。
ここから少しの登りで支尾根にぶつかり、左に行くと絵瀬尾根。今回は絵瀬尾根を登って稜線近くに達してから地蔵尾根に移り、これを下った。ところどころ急で痩せており、トラロープがたくさんつけられていた。それほど危険ではないが、通常の登山道よりは少し時間がかかる。
帰路、いこいの湯に寄って帰る。

今回はロープは使用せず。特別に綺麗な沢というわけでもないが、下山路も含めて変化があって楽しめる沢だった。

≪コースタイム≫
神ノ川ヒュッテ8:20~9:10入渓点~12:30支尾根~13:00地蔵尾根~14:00入渓点14:30~15:30神ノ川ヒュッテ
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古い相棒 [ギア]

甲斐駒・仙丈に行った際、久しぶりに背負っていったのがこのザック。
カリマーのジャガーGRというらしい。容量は70Lのようだ。

カリマー.jpg

もう20年以上前、当時住んでいた富山市内の登山用具店で購入した。
夏は剣や立山、赤木沢遡行、冬も立山スキー登山や八ヶ岳などで使用したものの、その後、泊りの山行から遠ざかり、出番がないままお蔵入り。中もカビさせてしまった。
造りはしっかりしているが、サイドポケットは狭く、ウエストベルトのポケットやフロントのポケットもないため、最近のザックに比べれば使い勝手はどうしても劣ってしまう。装備全般の小型化も進むなか、新たに購入したひと回り小さなザックでほとんど用は足りるようになり、ますます使う機会は無いようにも思えたが、十分に活用してやれなかった後ろめたさのようなものがあって捨てられずにいた。
今回も、この古い相棒を引っ張り出すつもりはなかったのだが、山行直前、パッキング中に新しいほうのザックが壊れるトラブルが発生。ロートルにお出ましいただいて、急場をしのぐことになった。
実際使ってみれば背負い心地は悪くないし、不便もそれほど感じない。なぜか左のショルダーベルトが、歩くのに合わせてキュッ、キュッと鳴るのだが、以前からそうだったなと思い出し、妙な感傷を誘う。

物を大事にするのは良いことだが、登山などで古い装備を使い続けることは安全面での問題もあるし、個人的にはかえって気障ったらしく感じる場面もあって、あまり好きではない。
それでも、このまま捨ててしまっては悪いな、と思う山道具がほかにもいくつもあって、今回このザックを背負いながら、変に神妙な心持ちで歩くことになった。




タグ:カリマー
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残雪の甲斐駒・仙丈 [登山(積雪期)]

GW終盤、2泊3日で甲斐駒・仙丈へ。以前、正月に登ったことがあるが、この時期は初めて。
≪5月3日・初日≫。
バスを4本乗り継いでアプローチ。まずは新宿バスタから朝6時45分発の京王高速バスで伊那バスターミナルへ。片道3700円也。渋滞で定刻より2時間近く遅れて伊那BTに到着。伊那市駅まで3分ほど歩き、駅前からJRの路線バスで高遠へ。所要25分ほど、運賃520円。ここで長谷循環バスに乗り換えるのだが、かなり待ち時間があったので近くの蕎麦屋で昼食。おろし大根の入ったつゆに味噌を溶いて食べる高遠蕎麦。さっぱりしてうまい。バス停に戻り、循環バスに乗っておよそ30分で仙流荘下車、運賃は310円。マイカーで来る場合は、ここに駐車し、南アルプス林道バスに乗り換えて北沢峠方面に向かうらしい。ただし、この時期は北沢峠までは運行せず、途中の歌宿までとなる。乗車券売り場の自販機で切符を往復で購入、2000円ちょっとだったか。歌宿までは30分ほど、道中、運転手が見えてくる山の案内や林道建設の経緯などをガイドしてくれ、退屈しない。歌宿到着は午後3時前。渋滞がなければ1時前には着けたはずだが、初日は北沢峠までだから構わない。鋸岳を左手に眺めながら徒歩1時間40分ほどで北沢峠、さらに5分ほど歩いて長衛小屋のテン場で幕営。水場、トイレ使用可。ほかに30張りくらい幕営しているが、テン場はそこそこ広いので、余裕を持って張れる。
≪5月4日・2日目≫。
この日は甲斐駒へ。朝4時起床、5時過ぎにテント発。4時半ごろが日の出なので、あたりはすでに明るい。暗いうちから出かけるパーティーもちらほら。天気は良く、気温も高め、0℃くらいか。今年は雪が多いということだが、仙水峠までもところどころ地面が出ている。峠でアイゼンを着けて駒津峰へ。仙丈や北岳が大きい。六方石からは直登ルートをとった。
P5041029.JPG
直登ルート途中から北岳方面。

山頂に着くと仙丈方面はガスがかかってしまったが、中央アルプス、北アルプスなどはよく見えた。上空に寒気が入って午後からは天候の急変も予想されたので、早々に下山。下りは巻道を使い、六方石からは往路を辿った。

▼コースタイム 
 長衛小屋テン場5:10~6:15仙水峠6:30~駒津峰7:45~9:00甲斐駒ケ岳9:20~10:00駒津峰10:10~11:00仙水峠11:05~11:45長衛小屋テン場

≪5月5日・最終日≫。
最終日は仙丈往復後、下山。朝4時起床、5時20分ごろテント発。きょうも天気が良い。雪面の硬さから、前日より少しだけ気温が低いように思う。北沢峠からほぼ途切れることなく雪があった。眺望は良く、富士山も大きく見える。
P5051060.JPG
出だしを意識的にゆっくりしたペースで登ったことに加え、前日の甲斐駒で体が慣れたせいもあるのか、小仙丈までまったく疲れず、息も切れなかった。小仙丈からはところどころ夏道が見えている。
気温は一気に上がって雪面も緩んでくるが、踏み抜いて歩きにくいほどではなく、山頂まではペースを上げて快調に歩けた。大気の状態は悪くない予報なので山頂でのんびり。360度のパノラマを堪能した。
P5051064.JPG
前日に登った甲斐駒が大きい。
P5051067.JPG

下山は往路を戻る。テントの撤収作業があるため少し飛ばし気味に下った。撤収後、重い荷を背負って歌宿へ。途中、バスの乗り継ぎの間に仙流荘で温泉に入り(入浴料500円、畳の無料休憩所も利用できる)、また長いバスの旅を経て新宿に戻った。

▼コースタイム
 北沢峠5:30~8:30小仙丈8:40~9:30仙丈ケ岳10:10~11:45長衛小屋テント場


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残念! [クライミング]

IMG_0192.JPG
通っているボルダリングジムが6月で閉店するとのこと。雰囲気が好きだったので残念。
ちなみにきょうは  1級・・・歯が立たず
            2級・・・つながらないんだよなあ
            3級・・・一撃逃す トホホ
といつも通り、進歩なし。

※写真はだいぶ前のヤツ。
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丸沼高原スキー場 [スキー]

IMG_0012.jpg
日帰りのバスツアーを利用して丸沼高原スキー場でスキー練習。日光白根が綺麗。
このスキー場、今年に入って4回目。2回は白根登山、2回がスキー。
スキーは全然上手くならない。
タグ:スキー
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奥多摩 南秋川 熊倉沢右俣 [沢登り]

夕方に帰京する必要があったため短く簡単な沢へ。
落合橋の少し手前に車を止め、熊倉林道に入って徒歩25分ほどで終点に到着、入渓する。すぐに3メートル滝を迎え、右から登る。その先の二俣を右に入ると、まもなく陸軍滝。
P4131012.JPG
ここは直登できないので、滝左手の土の斜面を直上すると、左俣から上がってくる踏み跡にぶつかり、簡単に巻くことができた。トヤド沢を右に見送ると小滝が続く場所へ。核心とされる4メートルCS滝も見えてくる。
P4131016.JPG
写真の上段がCS滝。ガイド本によると、残置スリングをつかんでA0、Ⅲ+となっていたが、いまは残置はない。ロープを出し、カムで中間支点をとってトライ。フリーで突破できた。この後、10メートルの滝でも念のためロープを出した。
P4131018.JPG
ここはホールドが豊富で難しくはないが、最上部がぬめっているようなので左に逃げてしまった。この後は滝も少なくなり、大したアルバイトもなく浅間峠に到着。下降した左俣も、概ね簡単な巻きとクライムダウン。最終盤の4メートル滝は左岸から巻けるようだが、滝上右岸の太い木を支点に懸垂下降した。こちらの方が楽だと思う。短いながらも楽しめる沢だった。

コースタイムはうろ覚え。

林道終点9:00~陸軍滝9:25~浅間峠11:40~左俣源頭12:00~林道終点13:20
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丸沼高原でスキー [スキー]

丸沼高原スキー場でスキー練習。
兼用靴(って最近あまり言わないようだ)もとい、ツアーブーツを買い替えたので、足慣らし。
日帰りバスツアーで勇んで行ったはよいものの、早々に足を痛めてしまい10本ほど滑ってリタイア。
まあ格安ツアーだから大して損した気分にはならずに済む。
それよりもスキーが下手くそで自分に腹が立つ。こんなんじゃ山で滑れねえなあ。
雪はまだ結構あるが、バーンの上にザラメが積もったような感じ。
滑ってる最中にも結構降って、ガスも相俟って一時はホワイトアウト。
日光白根もほとんど見えなかった。写真も撮らず。
タグ:スキー
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丹沢 布川 ヤゲン沢 [沢登り]

今シーズンの沢初めで初級の沢へ(と言ってもいつも初級沢ばかりだが)
秦野清川線(県道?70号)を北上、札掛橋へ。途中、ヤビツ峠周辺はハイカーがたくさん。
表尾根に行くのだろうか。
札掛橋から境沢林道に入ってすぐのところに駐車。30分強歩くと入渓点だ。
簡単な小滝が続いた後、5メートルの綺麗な滝。
これがそうだったかな↓
P3311002.JPG
右から巻き上がり、続く3メートル滝上部に降りる。
この後、6メートルの滝。水流の左側のスラブを登る。
斜度はないが、ややのっぺりしていて上部はノーロープだと少し緊張する。
後続には念のためロープを出した。
P3311003.JPG
その後も飽きない程度に小滝がポツポツと続く。
源頭部では苔むした枯れルンゼが次々と入ってきて、どれもちょっと覗いてみたくなる。
水流を辿っていくと、行者ヶ岳東尾根のコルに出て、西に数分で行者のピークに。
帰路は東尾根を下った。踏み跡は一部不明瞭だが、赤テープがあって迷うことはない。
(地図読みの楽しみが減るのでテープは要らないが)
尾根を南東方向に末端まで下ると、境沢沿いに下ってくる道と合流、じきに入渓点に戻る。
この尾根は最後は南東と南西に分かれていて、南西にも下れるようだ。
近くに温泉が無いので(知らないだけかも)湯花楽に寄って沢臭さを落として帰宅。



タグ:沢登り
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ようやく2級が [クライミング]

渋谷でボルダリング。珍しく2級を一撃できた。
正月に増量してから一向に体重が減らない。
減量する気はあるのだが、今宵も酒の誘惑が・・・
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