SSブログ

両神 赤岩沢悪谷 [沢登り]

赤岩沢悪谷 2019年5月18日(土) 2名

今回は『東京周辺の沢』を参考に、両神方面の沢へ。秩父から国道299号を経て野栗川沿いの林道に入り、赤岩橋付近に駐車。本流左岸の林道を2分も歩くと、右手から悪谷が合わさってくる。水流は細く、大きな苔むした岩が積み重なっている。
赤岩・入渓.JPG
勾配のある大岩のゴーロが続く。人が入った形跡は少なく、静かな沢だ。
赤岩・ナメ滝.JPG
ナメ滝を過ぎると両岸が荒々しく切り立ち、ゴルジュ帯へ。するとネットで見覚えのある光景が。
赤岩・大滝.JPG
巨大なCSと10メートル大滝。
大滝は残置なし。ロープを出して左を直登。途中、左壁にカムで2か所、ランニングをとったもののきちんと決まらず、気休め程度になってしまった。今回、慣れないラバーの靴を履いていたため(いつもはフェルト)、中間部で一歩、やや逡巡したが、実際にはさほど苦労せずに抜けられた。ヌメリは少なく、フリクションが効く。Ⅲ~Ⅲ+くらいか。
これで核心は終わり。きょうは雷の心配もないので、ナメ滝や小滝を楽しみながらのんびり行く。1か所、倒木が流芯に挟まって邪魔な滝で少し苦労させられたものの、ほかには難しい個所もなく大ナゲシのコルに到着。目の前の岩峰を右から巻いていき、南側から山頂へ。登り口の岩場には何本もロープが下がっているが、芯がむき出しになったものがあるほか、いちばん上のロープは枯れ木がアンカーになっているので、あまり信用しないほうが良い。
赤岩・大ナゲシ.JPG
大ナゲシからの眺望に満足し、赤岩峠を経て、本流沿いの登山道を下山。赤岩沢もゴルジュが深く、のぞいてみたくなる。概ね歩きやすい道だが、下部で沢に近づくと踏み跡がわかりにくくなる部分も。入渓点までは1時間ほど。

≪コースタイム≫
入渓点9:10~11:20CS大滝11:50~14:20大ナゲシのコル14:30~14:45大ナゲシ15:00~16:10赤岩橋
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:旅行

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。