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マーラーの交響曲 [音楽]

クラシック音楽には詳しくない。とくにマーラーの9番なんて、長くて、とりとめが無くて、いつ終わるのか良くわからん、という印象だったのだが・・・。

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6月16日(日)、縁あってすみだトリフォニーホールでのコンサートに行った。
東京アカデミッシェカペレという、アマチュアながら合唱団とオーケストラがある数少ない楽団で、かなりの実力派とのこと。曲目は、A・ツェムリンスキーの「春の埋葬」、G・マーラーの「交響曲第9番」。前者はまったく聴いたことがなく、後者の印象は恥ずかしながら、冒頭に書いた通り。前日、あまり寝られなかったこともあり、長いマーラーは睡魔との戦いになるか、などと心配もした。ところが、いざ演奏が始まると、その長さをまったく感じないくらいに楽しめた。耳が肥えた人には物足りなさもあるのだろうが、私のような素人には極めて素晴らしい演奏で、迫力十分、圧巻だった。
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Stingの新譜 [音楽]

スティングの新譜、『My Songs』を聴く。

大ファンというわけではないが、アルバムを出せば、まあ買ってみようか、というアーティストの1人。(どちらかというと、アンディー・サマーズ、オマー・ハキムなど、一緒にプレイしていた人の方が興味があるのだが)
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今回はとくに全曲セルフカバーということで、当初は食指が動かなかった。気が変わったのは、スティングがあるインタビューで、セルフカバーについて「画家が何度も同じモティーフを扱うのと何も違わない」という趣旨の発言をしていたため。実際聴いてみると、曲によっては結構大胆なアレンジ変更もあるが、全体としては原曲のイメージを損なわずに新しいバージョンを提示することに成功していると感じた。
年を取ると声が変わるのは、倍音のバランスが変化するためだという。何曲かはボーカルも取り直しているようで、声の変化も興味深い。フラジャイルなどは円熟味が出て、良くなったようにも思う。
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