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山に行けないので [登山]

週末、天気に恵まれず、山に行けないので、渋谷のボルダリングジムへ。
閉店までいよいよ1週間、名残惜しい。
3級は1撃できたが、落とせると思った2級は2本ともつまずき、ストレス解消にならず。

以前、「ヤマハック」のサイトで読んだ「マ・マー Palette」というパスタを近くのスーパーで見かけたので買ってみる。少ない量の湯で5分間茹でるだけでOKなので、山飯に適しているとのこと。
メシだけでも山の気分を、というわけでもないのだが、中身が半端に残っているガスカートリッジを処分したいので、プリムスとクッカーで調理。
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パスタはプレーン、別売りのソースは野沢菜とキノコを選択。茹でてソースとからめ、サバの水煮の缶詰(小・150g)を1缶投入。茹で汁は「ヤマハック」での紹介に従い、インスタントのコーンスープに使った。
薄味が好みの自分にとっては、サバ缶は半分でも良かったが、山で食べる分にはちょうど良い塩加減か。ごく簡単に作れて美味、今度、実戦投入してみようと思う。

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マーラーの交響曲 [音楽]

クラシック音楽には詳しくない。とくにマーラーの9番なんて、長くて、とりとめが無くて、いつ終わるのか良くわからん、という印象だったのだが・・・。

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6月16日(日)、縁あってすみだトリフォニーホールでのコンサートに行った。
東京アカデミッシェカペレという、アマチュアながら合唱団とオーケストラがある数少ない楽団で、かなりの実力派とのこと。曲目は、A・ツェムリンスキーの「春の埋葬」、G・マーラーの「交響曲第9番」。前者はまったく聴いたことがなく、後者の印象は恥ずかしながら、冒頭に書いた通り。前日、あまり寝られなかったこともあり、長いマーラーは睡魔との戦いになるか、などと心配もした。ところが、いざ演奏が始まると、その長さをまったく感じないくらいに楽しめた。耳が肥えた人には物足りなさもあるのだろうが、私のような素人には極めて素晴らしい演奏で、迫力十分、圧巻だった。
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Stingの新譜 [音楽]

スティングの新譜、『My Songs』を聴く。

大ファンというわけではないが、アルバムを出せば、まあ買ってみようか、というアーティストの1人。(どちらかというと、アンディー・サマーズ、オマー・ハキムなど、一緒にプレイしていた人の方が興味があるのだが)
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今回はとくに全曲セルフカバーということで、当初は食指が動かなかった。気が変わったのは、スティングがあるインタビューで、セルフカバーについて「画家が何度も同じモティーフを扱うのと何も違わない」という趣旨の発言をしていたため。実際聴いてみると、曲によっては結構大胆なアレンジ変更もあるが、全体としては原曲のイメージを損なわずに新しいバージョンを提示することに成功していると感じた。
年を取ると声が変わるのは、倍音のバランスが変化するためだという。何曲かはボーカルも取り直しているようで、声の変化も興味深い。フラジャイルなどは円熟味が出て、良くなったようにも思う。
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片品川水系 根羽沢大薙沢 [沢登り]

2019年6月1日(土)~2日(日) 片品川水系 根羽沢大薙沢 3名

≪初日≫
左俣を遡行、右俣下降が定番のコースらしい。日帰り可能だが、沢中泊(とくにたき火)を楽しもうということでノンビリ1泊で計画。『東京起点 沢登りルート120』を参考にした。沢のグレードは2級。
大清水の駐車場に夕方到着し、林道を30分弱で入渓点。すぐに6メートルの滝があり、右壁を登る。ロープを出したが、難しくはない。この後はゴーロの中にも時々ナメ床が現れ、美しい。

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左股に入り、5分ほどで左岸に幕営適地を見つける。3人用のテントなら床がほぼフラットになる。さっそく薪を集め、沢の夜を楽しむ。揺れる炎を見ていると、時が経つのを忘れてしまう。

≪2日目≫
4時ごろから明るくなるが、急ぐ必要もないので6時くらいまで寝る。熾火が残っており、たき火で湯を沸かす。ベーコンがあれば、スタインベック流の朝飯になるのだが。火を消して、7時半過ぎに出発。しばらくゴーロが続くが、左から滝を連ねた支流が入ると、まもなく本流も連瀑に。核心となる3段20メートルが姿を現す。

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ロープを引いて左の岩溝から一段上がると、軟鉄の残置ハーケンがあった。ガイドではおそらくこの辺り、中段で右に移って直上とあるが、右へと水流に寄った後、再び左上して岩溝に戻る方が直登っぽくも見えたのでトライする。左上する2~3歩はホールドが乏しくバランスとフリクション頼りになり、高度感も手伝ってややシビアに感じる。岩溝に戻ってからも右足を上げる一歩に少し思い切りが要るが、上部はガバもあってそれほど苦労せずにビレイポイントとなる立木に到着、後続に上がってもらう。
続く2段15メートルは水流右を簡単に登れる。さらに倒木のある10メートルが現れるが、これはガイド通りに右から小さく巻いた。落ち口へのトラバースが悪い、ということだったので、ロープを引いて行ったが、その安心感もあってか悪さは感じなかった。この滝は右岸も灌木が続いており、そちらからも巻けそうに見えた。

10メートル滝上より
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この滝を越えると、直後に二俣。左の方が沢床が低く、水流も多く見えるが、ここは右に入るらしい。

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後は悪場もなく、水流も一気に細くなる。沢型が判然としなくなったので右手の小尾根に上がり、薄い踏み跡を10分ほど登ると鞍部のすぐ横に出た。登山道を西に辿って1つピークを越えると四郎峠。ここから右俣に下る。かなり踏まれていて、普通に歩ける。左手からの崩壊地のガレの押し出しを越えると、呼び物の見事なナメが続く。

大薙大ナメ.JPG

水が茶色く濁っているのが少し残念だが、快適な下降が続き、途中の滝もすべて問題なくクライムダウンできた。二俣まで下ってテントを撤収。最後の滝は左岸の立木を支点に懸垂下降。林道に上がって沢装備を解いた。ゴーロを長く感じる人もいるようだが、ときおり綺麗なナメが現れ、退屈しなかった。
帰路、尾瀬ぷらり館で入浴。風呂は小ぢんまりしていて5時で閉まる。入浴料は500円。
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