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丹沢 中川川 笹子沢左俣 [沢登り]

5月26日(日) 丹沢 中川川 笹子沢左俣 2名

東京の最高気温は30度超の予想。沢登りには絶好の天気に。
最近よくお世話になっている「丹沢の谷200ルート」を参考に笹子沢(2級下)に出かけた。
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細川橋のバス停で下車、県道76号線を中川温泉方面に歩くとすぐに笹子橋。右岸沿いの道を20分ほどで入渓点の特殊な形をした堰堤に。この先で普通の堰堤を2基、いずれも右から越える。この辺りはナメ床に透明な水が流れ、美しい。
やがて正面に右俣の滝が見えてくる。かなり立派な滝で、直登は無理、巻きも簡単ではなさそうに見える。
P5261128.JPG
近づいていくと、左俣の滝も姿を現す。両門の滝を眺めながら小休止。
P5261133.JPG
水流通しに登れるらしいが、きょうはあまり登攀意欲がわかず、あっさり巻くことに決める。左のルンゼを登り、少し岩壁が立ち上がるあたりで壁沿いに右に回り込むと簡単に落ち口に出る。
続くF3は左水流を登るとⅣらしい。
P5261136.JPG
スタンス、ホールドとも細かく、ランニングが取れないので、2~3歩上がってみてここもさっさと断念して下りる。右から巻き、さらに2段の滝も一緒に巻いてしまう。左から巻いた記録も見かけるが、右からの方が簡単で安全に見える。今回はもう完全に巻きグセ?がついてしまい、滝への執着はほぼゼロ。途中、7メートル右Ⅲという滝もいったんは取りついたがクライムダウン。ロープを出すのも面倒くさくなって右から巻いてしまった。
水も涸れ、簡単な小滝を越えていくと、見るからにボロボロの10メートル滝。取りつくと最初から足場が崩れ、ホールドも欠ける。またしても無理せず右から巻きにかかる。左岸斜面を15メートルほど上がると、少し左下がりに落ち口方面に向かうバンドがあり、ここを辿れそうだったが、もう一段上の方が楽に見えたのさらにひと登りし、上流方向にトラバース。すると落ち口上で左岸が崩落して岩壁がむき出しになっていて、先には進めない。下にはさきほど見えていたバンドが伸びてきているので、立木を頼りに一段ずり下がり、そこから数メートルほどを上流に向けて斜め懸垂して落ち口上に立った。
この上の滝が7メートルⅢ-らしく、これも岩がもろいが斜度が緩いため簡単に直登できる。ガイド本ではさらに「正面Ⅳ脆い」と書かれた5メートル滝が続いているが、崩落した岩が埋めてしまったのか判然としない。その滝の痕跡らしい脆い段差を越えると正面に急傾斜のザレ、右はややかぶった5メートルほどの滝、左奥には15メートル涸れ滝の三俣状に。左に入って15メートルに取りつく。ここも脆いが階段状で簡単。
P5261142.JPG
↑15メートルを上から
源頭は間近、ボサもなく歩きやすい沢型を詰めるとまもなく稜線の登山道に出た。
二本杉峠を経て、細川沢沿いを下山、県道に出て徒歩10分ほどの丹沢ホテル時之栖で日帰り温泉を利用してから帰路に着いた。JAF会員だと200円割引の600円也。浴室はそれほど広くはないが空いていて露天風呂もあり、悪くなかった。

≪コースタイム:後半かなりうろ覚え≫
バス停8:10~8:40入渓点9:00~10:00二俣10:10~12:30脆い10メートル滝上~稜線13:30~12:10県道
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